新宿区で相続したマンションを買取で売るには?相場と失敗しないポイント

公開日 2026.02.19

新宿区で相続したマンションをどうするべきか悩んでいませんか。仲介とマンションの買取のどちらが有利なのか、相場はいくらなのか、不安に感じる方も多いはずです。

この記事では、新宿区で相続した物件を買取で売る方法や価格の考え方、失敗しないポイントを分かりやすく解説します。

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新宿区で相続したマンションを買取で売るべき?判断のポイント

相続したマンションは、通常の売却とは異なり、名義変更や税金、共有問題などの課題があります。

ここでは、新宿区で買取を選ぶべきケースとその判断基準を解説します。

仲介と買取の違い

まず理解しておきたいのが、「仲介」と「買取」の違いです。

仲介は、不動産会社が買主を探して売却する方法で、買取は、不動産会社が直接買主となり、物件を買い取る方法です。

それぞれの特徴を比較すると、以下のようになります。

【仲介の特徴】

  • 市場価格に近い金額で売れる可能性がある
  • 売却までに3〜6か月以上かかることもある
  • 内覧対応や価格交渉が必要
  • 契約後のトラブルリスク(契約不適合責任など)がある

【買取の特徴】

  • 最短数日〜数週間で現金化が可能
  • 内覧対応が不要
  • 室内の状態が悪くても売却できる
  • 売却価格は仲介より1〜2割ほど低くなることが一般的

買取が向いているケースと向いていないケース

次に、自身の物件や状況が買取に向いているかどうかを整理してみましょう。

【買取が向いているケース】

  • 早急に現金化が必要
  • 遠方に住んでいて管理が難しい
  • 築年数が古くリフォーム前提の物件
  • 近隣トラブルや心理的瑕疵がある

特に新宿区内でも築30年以上のマンションや、修繕が十分に行われていない、共用部分が古くなっている物件は、仲介では買い手が見つかりにくいことがあります。

そのような場合、価格を多少抑えてでもスムーズに売却できる買取は有効です。

【買取が向いていないケース】

  • 築浅で人気エリア(例:駅徒歩5分以内など)
  • 室内状態が良く、リフォーム不要
  • 時間に余裕があり、少しでも高く売りたい

新宿区は交通利便性の高さから実需・投資ともに需要が安定しています。人気の立地や状態の良い物件であれば、買取より仲介を選んだほうが、より高い価格で成約できるケースが多くあります。

新宿区のマンション買取相場と価格の算出方法

新宿区で相続したマンションを買取で売却する場合、最も気になるのが「いくらで売れるのか」という点です。

ここでは、新宿区のマンション買取相場の目安と、どのように価格が算出されるのかを具体的に解説します。

新宿区のマンション買取相場

新宿区のマンション売買価格相場は、9,173万円〜9,573万円で、㎡単価では131.1万円〜136.8万円/㎡が目安です(専有面積70㎡・平均築年数1993年想定)。

間取り別の中古マンション販売価格は以下の通りです。

間取り 販売価格(中央値)
1R・1K・1LDK 2,200万円〜4,900万円
2LDK 7,725万円
3LDK 9,980万円
4LDK 11,900万円

買取価格は、ここからリフォーム費用や販売経費等を考慮した金額となります。

参照:東京都新宿区のマンション売却・購入価格相場|マンションナビ

買取価格の算出方法

新宿区のマンションの買取では、主に以下のロジックで価格が算出されます。

  • 仲介想定価格(市場価格)を算出
  • 想定リフォーム費用を差し引く
  • 再販売時の販売経費を差し引く
  • 事業利益・リスク分を差し引く

簡易式で表すと、

想定買取価格 = 市場価格 −(改装費+諸経費+利益)

となります。

たとえば、

⚫︎市場価格6,200万円

⚫︎リフォーム費用400万円

⚫︎販売経費200万円

⚫︎利益・リスク300万円

→ 買取価格 約5,300万円

査定額が大きく変動する主な要因

新宿区のマンションの買取査定では、以下の要素が価格を大きく左右します。

  • 築年数】:築30年超の物件は、建物評価が低くなりやすく、管理状況の影響も強く受けます。
  • 立地・駅距離】:駅から徒歩5分以内と10分以上では、売れやすさが大きく異なります。
  • 専有面積・間取り】:2LDK〜3LDKは実需・投資層の両面で安定しています。極端に狭い1Rは買い手が限定されます。
  • 管理状態】:修繕積立金の不足や大規模修繕の遅れはマイナス要因になります。
  • 室内状態】:残置物の有無、設備の劣化、水回りの状態などはリフォーム費用へ反映されます。
  • 法的リスク】:共有名義、滞納管理費などは減額対象になります。

相続したマンションを買取で売る流れと必要な準備

新宿区で相続したマンションを買取で売却する場合、「何から始めればいいのか分からない」という方が多くいらっしゃいます。

特に相続した物件は、通常の売却と異なり、名義変更(相続登記)や遺産分割の手続きが関係するため、事前準備が非常に重要です。

ここでは、新宿区で相続したマンションの買取を進める具体的な流れと、スムーズに進めるための準備について解説します。

買取の基本的な流れ

相続したマンションの買取は、一般的に次のステップで進みます。

【1. 相続人の確定・遺産分割協議】

まずは、法定相続人を確定させます。

相続人が複数いる場合は、「誰が不動産を取得するか」を決める遺産分割協議が必要です。

共有名義のままでも売却は可能ですが、全員の同意が必要になるため、トラブル防止のためにも事前に整理しておきましょう。

【2. 相続登記(名義変更)】

2024年から相続登記は義務化されています。

被相続人名義のままでは売却できないため、法務局で名義変更を行います。

司法書士へ依頼するケースが一般的で、費用は数万円〜十数万円程度が目安です。

【3. 査定依頼から契約まで】

相続登記完了後、不動産会社に買取査定を依頼します。

新宿区のマンション買取では、査定から契約まで1〜2週間程度で進みます。

仲介と異なり、買主を探す期間が不要なため、売却スピード重視の方には大きなメリットです。

査定前にやっておくこと

査定額を適正に評価してもらうために、事前に整理しておきたいポイントがあります。

  • 【管理費・修繕積立金の滞納の確認】:滞納がある場合、精算方法を確認しておきましょう。
  • 大規模修繕履歴の把握】:管理状態が良いマンションは評価が安定します。
  • 【室内の状況確認】:リフォームは基本的に不要ですが、明らかな漏水や重大な設備故障は査定に影響します。
  • 【相続人全員の売却意思の確認】:契約直前で反対が出るケースは少なくありません。

事前に用意しておきたい書類

相続したマンションの買取では、以下の書類が必要になります。

【相続関連書類】

  • 被相続人の戸籍謄本一式
  • 相続人全員の戸籍謄本
  • 遺産分割協議書
  • 相続登記完了後の登記簿謄本

【不動産関連書類】

  • 登記簿謄本
  • 固定資産税納税通知書
  • 管理規約・重要事項説明書
  • 購入時の売買契約書(あれば)

特に固定資産税評価額は、税金の計算や査定時の参考資料として重要です。

新宿区でマンション買取を依頼する際の注意点

新宿区で相続したマンションを買取で売却する場合、「早く売れる」という安心感がある一方で、注意すべきポイントも存在します。

ここでは、実務の現場でよくある失敗例をもとに、事前に押さえておきたい注意点を解説します。

相場とかけ離れた高額査定に注意する

買取価格は、仲介で売れる想定価格よりも1〜2割ほど低くなるのが一般的です。

しかし中には、相場より極端に高い査定額を提示し、契約直前に減額する業者も存在します。

相続した物件は室内状況や書類の不備などを理由に価格調整されやすいため注意が必要です。

そのため、複数社に査定を依頼し、価格の根拠を必ず確認しましょう。

契約直前の減額トラブルに備える

買取では「契約=価格確定」と思われがちですが、実際には契約前の再査定で減額されるケースがあります。

減額理由の例:

  • 想定より設備の劣化が激しい
  • 管理費の滞納が判明
  • 告知事項の追加

これを防ぐためには、事前に物件情報を正確に開示することが重要です。

特に相続した物件では、前所有者の使用状況が分からないことも多いため、以下を確認しておきましょう。

  • 雨漏りの有無
  • 配管トラブル
  • 近隣トラブル
  • 管理費滞納の有無

情報を隠して契約すると、後から減額や契約解除につながる可能性があります。

相続と売却時にかかる税金を知っておく

新宿区で相続したマンションを買取で売る際、税金の理解は不可欠です。

主に関係する税金は次の3つです。

  • 相続税】:相続発生から10か月以内に申告・納税が必要。不動産評価額に基づいて計算されます。
  • 譲渡所得税(売却時)】:売却価格 −(取得費+諸経費)=譲渡所得。この利益に対して課税されます。
  • 登録免許税・司法書士費用】:相続登記時に必要です。

相続物件の場合、「取得費加算の特例」が使える可能性があります。

これは、支払った相続税の一部を取得費に加算できる制度です。

重要なのは、「買取=税金が安くなる」わけではないという点です。

税額は売却方法ではなく、売却益の有無と保有期間で決まります。

新宿区の相続したマンションの買取でよくある質問

ここでは、新宿区で相続したマンションの買取について、実際によくある疑問をQ&A形式で分かりやすく解説します。

相続した直後でもすぐ買取できる?

相続登記が終わっていれば、相続した直後でもマンションの買取は可能です。

ただし、被相続人名義のままでは売れないため、まず名義変更が必要です。相続税は相続開始から10か月以内に申告・納税する必要があります。共有名義の場合は、相続人全員の同意と遺産分割協議書が必要です。

新宿区のように取引が活発なエリアでは、書類がそろっていれば2〜3週間ほどで売却できるケースもあります。

共有名義でも買取は可能?

可能です。ただし、全共有者の同意が必要です。

買取では契約書への署名・実印押印が必要になるため、1人でも反対すると売却はできません。

トラブルを避けるために、以下を事前に確認しておきましょう。

  • 売却価格の目安
  • 売却後の分配方法
  • 税負担の分担

新宿区のような高額エリアでは、分配額も大きくなるため、事前に話し合いをしておくことが重要です。

室内が散らかったままでも売れる?

はい、買取であれば室内が散らかったままでも基本的に売却可能です。

家具や家電、遺品などが残っていても「現況のまま」引き取ってもらえるケースが多いです。

そのため、売主が事前にリフォームや大掛かりな片付けを行う必要はほとんどありません。

ただし、特殊清掃が必要な場合などは、その分が査定価格に反映されることがあります。

まとめ|新宿区の相続したマンションを上手に買取で売るために

新宿区で相続したマンションを買取で売るには、まず仲介との違いと相場を正しく理解することが大切です。

買取は価格がやや下がる傾向がありますが、早く現金化でき、手間が少なく、売却後のトラブルも起きにくいというメリットがあります。

相場や税金の確認を行うことで、大きな失敗は防げます。

相続登記や書類整理などの事前準備をしっかりと行うことが、後悔しない売却につながります。

新宿不動産売却サポートでは、新宿区に特化した豊富な実績と地域データをもとに、マンションを適正価格で買取を行っています。

「できるだけ早く現金化したい」「相続の手続きを含めてまとめて相談したい」といったご要望にもワンストップで対応可能です。

新宿区で相続したマンションの買取をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。

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浅井 琢也の顔写真

監修者

浅井 琢也

株式会社LiPro 代表取締役。
新宿エリアを中心に、不動産売却・買取を数多くサポート。
売却の流れや費用・税金、査定前の注意点などについて、
専門家の視点から「後悔しない不動産売却」を軸に、分かりやすく解説しています。

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